2010年11月22日

国産スマートフォンの弊害

今週末にはいよいよau期待の星IS03が発売される。購入すべきかどうか未だに悩む携帯だけに皆さんの評価がとても楽しみだが、昨晩価格コム掲示板を覗いていたら激論が交わされていた。

IS03メジャーアップデートについて
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000155734/SortID=12243096/

要約するとIS03のOSは発売時点でAndroid2.1だが、きちんとAndroid2.2へアップデートしてくれるのだろうか?IS01はつい先日Android1.6のままでOSアップデートが行われないことが表明されたので、とても不安だというものだ。ちなみにAndroid2.1と2.2の最も異なる点は最新のフラッシュ10.1をサポートするのかしないのかの差で、Android2.2であればニコニコ動画やUstreamを見ることが出来るのだ。

au、Androidフォン「IS01」のOSはアップデートしない方針
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20423102,00.htm

KDDI、沖縄セルラーは11月18日、auのAndroid搭載スマートフォン「IS01」のOSアップデートを行わない意向であると発表した。現行のAndroid1.6からAndroid2.1以降へのアップデートについて技術的な検証を重ねた結果、仕様の都合上ユーザーの要望に応えられるパフォーマンスを発揮できないためと説明している。今後は「Skype au」をはじめとするAndroid1.6対応のアプリをそろえるほか、マイナーな機能改善や不具合修正を行う「ケータイアップデート」については引き続き提供していく。11月26日に発売予定の「IS03」は、2011年春にAndroid2.1から2.2へメジャーアップデートする予定。「REGZA Phone IS04」についてもAndroid2.1から2.2へメジャーアップデート予定としている(時期調整中)。

引用終了

携帯電話にまるで関心の無いうちの嫁さんみたいな人間からみれば、Android2.1だろうがAndroid3.0だろうが、みんな同じ。なんで2.1と2.2にこだわるのか理解出来ないと発言するに決まっているだろうが、今回価格コムの掲示板を読んで思ったのは、そこまでこだわる人が多くなったんだなと、少々驚きに近いものがある。自称専門職であるPCを引き合いに出すと、Windows,Macintoshは新しいOSが発売されるたびにある一定の期間経過後に複数台分のOSを購入し、Linuxもメジャー版は必ずインストールしているので、OSのバージョンアップと変遷にはうるさい方だが、過去の経験からするとOSは発売直後が一番危険なのだ。

危険という意味は、従来の既存環境との整合性が取れずにシステム的に不具合が発生しやすい、だから発売直後に購入するときにはそれなりの自覚を持ってインストールしなければならないという意味だ。簡単に言えば新しもの好きで、少々問題が発生してもそれを解決出来るだけのスキルを持った人間、または困難直面・難問解決を苦痛と思わず快楽に転化できる人間ならば手を出すのは構わないが、そうでない人たちは数か月から半年ぐらい経過して新OSが安定してからインストールする方が賢明だろう。もちろんこれはPCの場合に言えることだが、どんどんPC化が進んでいる携帯電話だけに、早晩似たような状況になるような気がしないでもないのだ。

価格コム掲示板を読むと、事実上2年縛りなのだから、2年間はOSのバージョンアップをきちんと保証すべきだという意見が多いが、ワンセグ・おサイフなどのAndroidが予期していなかったと思われる機能を組み込んだために、OSのバージョンアップが遅れるのは致し方ないだろう。いまでも思うのは、OSでサポートしているならいざ知らず、よくまあ本当に組み込んだものだという驚き以外の何物でもなく、前回はLinuxにwineという互換環境を作りメジャーソフトExcelを組み込むようなと表現したが、どのような仕組みなのか是非とも知りたいもの。

さてGoogleサービスは無料有料を問わず積極的に活用しているが、使っていて思うのは改良の速度が速いこと。彼らの設計思想の根底にあるのは、まず公開、そしてヒアリング、そして改良、また改良だ。これを何度も何度も繰り返し、それも他社が追いつけないような速度で改善するのだ。その代表的な例がGoogleマップストリートビューだろう。公開当初は様々な批判を浴びたものだが、一つ一つ着実に改善し、より良きものに仕立て上げていく。だからGoogle自身が言うように『Androidのバージョンアップのピッチが早すぎるのではないかと懸念し、将来は少しスピードダウンが必要だろうと示唆している』のだろう。

http://jp.techcrunch.com/archives/20100601android-chief-andy-rubin-updates-will-eventually-come-once-a-year/

そしてそのバージョンアップの速度について行けなかったのが、今回のIS01のOSアップデート見送りだろうが、これから先も同様なことが繰り返される可能性は結構ある。つまり1台で全部済まそうとするのならばIS03のようないいとこ取りの端末もありだろうが、その代わりOSのアップデートが全世界で販売されているAndroid端末よりは遅くなるか、あるいはアップデート見送りになる可能性があり得るということだ。

それがいやで常に最新のOSを求めたければ2台の携帯電話を使い分けることだろうと思う。通話メール、ワンセグ、おサイフは国産携帯に役割を持たせ、webなどはAndroidスマートフォンに任せる。もちろん2台持ちが前提となるのだが、こうしておけば世界規模で行われるAndroid OSのアップデートには追随していけるだろう。

ネット巡回していたら、IS01アップデート見送りの思い当たるフシあれこれという記事を見つけたが、個人的にはやはりOSに手を入れ過ぎたとしか思えない。やはりAndoroid OS初搭載という"初物"にはいろいろな意味で予測不可能な事態が生じるのだ。となると心配なのは、前記事で書いた初めて公開される"他社ブログ移行機能"。公開と同時にブログサービスが全て停止となり、他社ブログ移行機能を使った感想を書き込む場所はない。

正常動作するのか、小規模トラブル発生か、不具合多発かは現時点では全く予想がつかないが、ブログ運営側には是非とも掲示板の設置を望みたいもの。パワーユーザは過去培った経験で乗り越えることが出来ても、不慣れな方はトラブルが発生すると右往左往するだけだ。なのでブログ開設者限定の書き込み場所を期間限定で設置した方がいいような気がする。

この世界、とかく初物は危険なのだ。


(参考サイト)

auのAndroidスマートフォン『IS01』はOSをアップデートしない? 思い当たるフシあれこれ
http://getnews.jp/archives/85541

グーグル、次世代スマートフォンに電子決済機能
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2775470/6470181

(追記)

次回かその次の記事は、久方ぶりに男性諸氏向けの記事になるかも・・・・
posted by Lancer at 23:48| Comment(16) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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